2007年は都城泉ヶ丘高校に流れが押し寄せていた
宮崎県知事に東国原英夫知事が当選を果たした
私が大学生のころに、宮崎県知事の選挙が有り、東国原知事が当選を果たしました。東国原知事は都城泉ヶ丘高校出身で、専修大学を経て、ビートたけしさんがリーダーを務めていたたけし軍団に入ってタレントとして活躍されて、スキャンダルなどが原因で引退されて、その後マラソンで体を鍛えたり、早稲田大学で政治を勉強した後に、宮崎県知事選に立候補した人です。
知事選の吉報と同じ時期に、都城泉ヶ丘高校は選抜高校野球大会の出場校に選ばれた
2007年の都城泉ヶ丘高校の選抜甲子園出場決定経緯
東国原さんが当選したころの都城泉ヶ丘高校は諏訪投手という左投げのコントロールに優れた好投手がいて、大会の上位に勝ち進めるような状態で、県大会や九州大会で好成績を収めたので、選抜高校野球の21世紀枠の候補に選ばれていました。その後東国原知事の当選があり、その話題性も多少影響したのか、都城泉ヶ丘高校の選抜出場が決まりました。
選抜大会の緒戦 都城泉ヶ丘×桐生第一
都城泉ヶ丘高校の初戦の相手は、夏の甲子園で優勝経験がある群馬の桐生第一高校でした。都城泉ヶ丘高校は投手を中心とした守りのチームで、攻撃力は甲子園のレベルとしては頼りないところが有ります。
一方の桐生第一高校は好投手もそろっていて、他の打撃や守備力も甲子園に出るのに相応しい力を持っていました。全体的な力を比較したときは明らかに桐生第一高校のほうが優位だったのですが、
試合が始まると、都城泉ヶ丘高校の諏訪投手の出来が良くて、守りも安定感があって、相手の打線に付け入るスキを与えず、こちらの攻撃はワンチャンスを生かして手堅く得点を2点もぎ取って完封勝ちで勝利を収めました。
試合後の校歌斉唱でナインが晴れやかな表情で満足そうに校歌を歌い切ったのが印象深く思います。このジャイアントキリングはその大会を観戦している人達に強烈なインパクトを与えました。
都城泉ヶ丘×桐生第一
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