都城商業高校のベスト8進出

宮崎の高校野球名勝負名チームの記録

都城商業高校が初めて夏の甲子園に出場したころ

私が地元の食品会社に勤めていたころに、都城商業高校が県予選を勝ち進んで甲子園の切符を手に入れました。都城商業高校は、私が生まれたころに強い時期があって、甲子園に出場してベスト8まで勝ち進んだことが有ります。

第63回甲子園 3回戦 都城商業vs岡谷工業
都城商業×岡谷工業

甲子園初出場後の都城商業高校

その後はしばらくの間低迷の時期が続いて、原田賢司監督が率いるようになってから、地元の優秀な選手をかき集めるようになり、練習試合などを頻繁にして強化していって、県大会の上位にコンスタントに勝ち上がるような強豪に仕立て上げました。

今回の甲子園を決める前に、原田監督は他校へ転勤の指示が県の教育委員会から出されて、近くの高城高校に転勤になってしまいました。選手を育てた原田監督から新しく転任してきた河野監督へ交代しました

甲子園大会はその後の代役を務めた、河野真一監督が指揮を執りました。都城商業高校は、140km台の速球を投げれる本格派の投手が右と左の2人いて、体つきも良く鍛えられていてみんながっしりしていました打線も好打者が揃っていて、甲子園クラスの投手にも十分対応できる打線で守備も手堅くて、精神面も安定していました。

他県の強豪校と何の遜色も無い実力を身に付けていて、横浜高校とも練習試合で対戦して勝ったことがあり、ネームバリュー的には、全国的には無名だったので、新聞にはあまり取り上げられることは無かったが、隠れた実力校として扱われていました。

甲子園での都城商業の活躍

緒戦の埼玉の聖望学園や2回戦の三重高校など甲子園でもおなじみの強豪校と対戦しましたが快勝して、3回戦で全国的にも有名な智弁和歌山高校と対戦して、エースの新西投手が相手の強力打線を1点に抑えて、準々決勝にコマを進めました。

準々決勝では優勝した中京大中京と対戦して、相手の地力が上回って、健闘虚しく敗退しましたが、堂々たる活躍を甲子園で披露しました。

都城商業高校は、国体の代表校にも選ばれて、決勝までコマを進めて、準優勝の結果を残しています。その後の都城商業は、環境的にいい選手が集まりやすいところが有り、何年かおきに、上位に顔をだすチームが表れて、県大会を盛り上げています。

都城商業 第91回 全国高校野球選手権大会
都城商業高校の甲子園での雄姿

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