隣の家にファミコンをしに行くようになった。

レトロゲームの思い出

隣の家にファミコンをしに行くようになった。

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私の両親はファミコンが発売されて、日本中にブームが起きた時も、ファミコンは目に悪いからといって、私たちに買ってくれるような気配はありませんでした。

隣の家では、同じ世代の子供が2人住んでいて家でおとなしくファミコンをしていなさいという母親だったので、子供たちは好きなゲームを買い与えられて、毎日のようにゲームをしていました。

私はこの隣の家の兄弟と親しくなって、頻繁に遊びに行くようになり、ファミコンをよくやっていたので、ファミコンの面白さを直ぐに認識できるようになりました。

隣の家の家族

隣の家に住んでいる男の子は、性格は多少わがままで、自分の思い通りにしないと気が済まない人で私は彼がファミコンをプレーしているのを隣で眺めているだけというのが常で、それでも自分にとっては十分楽しかったので、毎日のようにその家に足を運びました。

一日中、エアコンがガンガン効いた部屋で、外からは密封されて、不健康な感じがする部屋で一緒にゲームをしていました。流行りのゲーム機やゲームは直ぐに親に買ってもらえるような環境で、ファミコンもゲームボーイもPCエンジンも発売日が来たと思うと、直ぐに買ってもらい最新のゲームを楽しんでいました

一番印象深いのがスーパーマリオブラザーズで、世の中にはこんなに楽しいものがあるのかと衝撃を受けました。他に忍者ハットリくんやエキサイトバイクやシティコネクション、キングコング2、ドラゴンバスター、キョンシーズ2、ドラゴンクエスト4、グラディウス、キン肉マン、邪聖剣ネクロマンサー、加トちゃんケンちゃん、ビックリマンワールドなどを一緒にプレーしていました。

隣の家の兄弟の父親は、デパートの社員として勤めていて、日曜日は一日中家にいて、ファミコンの麻雀をよくしていました。その人が家にいる時はあまり自分は上がらせてもらえなかったので、私は自分の部屋から隣の家に車があるのかをいつも確認する癖がつきました。車が無いのを確認するとその隣の家に遊びに行くということを頻繁にしていました。

隣の家の兄弟の母親は、気持ちが優しい人で、隣の家に足を運ぶなり、食事をごちそうになったり、兄弟が不在の時もその子が帰ってくるまで面倒を見てくれたりする人でした。兄弟の兄への扱いが甘くて彼の言うことは何でも聞いてしまうような人で、ゲームや漫画やプラモデルを頻繁に買い与えたりして、外で健康的に遊ばせるよりも、家で大人しくゲームをしていなさいと言うタイプの人でした。

ある日に隣の家の兄弟の母親と兄が口喧嘩になり、自分がついそれを注意したくなって、余計なことを口にして雰囲気が気まずくなってその家から離れていってしまい、しばらくその家には寄り付かなくなりました。私が小学5年生の時にその兄弟は転校していきました。

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