著者 仲野孝明
出版社 サンクチュアリ書店
お勧めの読者
普段の生活で、身体に負担をかけずに、姿勢を綺麗に維持するための身のこなし方を学びたい人
本書の概要
本書は、普段の活動での、疲れにくい姿勢や、物の持ち方、所作について解説しています。
本書の内容
- 体の使い方と神経には深いかかわりが有ります。
- 正しい使い方の場合は神経の信号が体全体に伝わり、疲れにくくなります。
- 間違った体の使い方をしていると、信号が上手く伝わらなくなり。疲れやすくなります。
- 正しい体の使い方が身につくと
- 調子のいい状態をキープできるようになる
- 疲れにくくなる
- 肩こり、腰痛などの不調が無くなる
- やる気がアップする
- 痩せる、スッキリする
- 婦人科系のトラブルが残る
- 肌のコンディションが良くなる
- 運動を始めたくなる
- 効率よく体を覚えるようになる
- 休日にだらだら過ごす自分にサヨナラできる
- 生きるのが楽になる
疲れない呼吸
- 一日一回深呼吸する
- 吐く息に意識を向ける
- 呼吸が早すぎる
疲れない立ち方
- 背中をまっすぐにする
- 耳の後ろを引き上げる
- お腹の周りを締め、腰はまっすぐにして立つ
- 気付いたら背伸び
- 足裏の3点を意識して立つ
- 立ち仕事が続いたら足の付け根を伸ばす
- 靴の中で足指ストレッチする
疲れない歩き方
- みぞおちから脚が生えているように歩く
- 人差し指を進行方向に向けて歩く
- 歩くときは、上半身を傾ける
- 行きたい方向を見ながら歩く
- 通勤用とオフィス用の靴を用意する
- 足指に力を入れられるハイヒールを選ぶ
- 脚の力だけで階段を登ろうとする
- 身体を傾けて力まずに走る
疲れない座り方
- 背筋を伸ばしたまま座る
- 座ったまま坐骨が立っている
- 坐骨のしたにタオルを敷く
- 足を開いて座る
- 立ち上がる時は上半身を傾けてから
- 正座をする
疲れないデスクワーク
- パソコンのモニターは目の高さに合わせる
- 立って作業する時間を増やす
- 椅子の高さを1cm変えてみる
- 本や資料を読むときは顔を正面に向ける
- 頭の後ろに目があるイメージで物を見る
- デスクワーク中、1時間に1回はストレッチ休憩をはさむ
疲れない移動の仕方
- 電車の揺れに身を任せる
- 電車内では立って、ストレッチタイムにする
- 飛行機ではリクライニング機能は使わない
- 車やタクシーの座席ではお尻から乗り込む
- 急ぐ時は、歩幅を広げる
- 自転車はみぞおちからペダルをこぐ
疲れない持ち方
- バックは体にぴったりと付ける
- バックは小脇に抱える
- バックは左右交互に持ち帰る
- 買い物をしたら袋を2つに分ける
- 疲れたら荷物を胸の前で抱える
- 重いゴミ袋を腕の力だけで持つ
- トレイを持つときは、肘を体に付ける
- 一度しゃがんだらお腹の力で持ち上げる
- 赤ちゃんは胸の高さで抱っこする
- 人を抱える時は、身体を密着させる
疲れない生活
- 週に30分でも体育の時間を設ける
- 顎の付け根から食べる
- 背中を丸めずに料理をする
- 洗濯物は、胸の高さで干す
- 掃除機をかける時も背筋はまっすぐ
- 床掃除用のワイパーは、柄の長いものを選ぶ
- ぞうきんがけは力を抜く
- つま先立ちをするときはお腹に力を込める
- 洗面台は背筋を伸ばして使う
疲れない休息と睡眠
- 布団の中で背伸びをする
- 起きるときは横向き
- 寝る時はマッサージで頭をクールダウンさせてから
- 寝る前に寝返りの準備をする
- 寝る前に。緊張しているところがないか探してみる
- 硬い寝具で寝る
- 枕で首を支えている
疲れない生き方
- 落ち込んだ時こそ胸を張る
- イライラしたら肩を下げる
- 目線を上げるとポジティブ思考になる
- 笑うと心と体が緩む
- 疲れた時はあえてスキップしてみる
総括
本書の内容を習慣にすることで、体に無理のない動作や所作を身に付けることができます。いつも疲れにくく快活でいられるようになります。
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