3月14日の全日本剣道選手権大会の展望

剣道

今回の全日本剣道選手権大会は、昨年の11月に行われる予定だったのが延期になり、警察官が不出場の状態で、コロナウイルス対策のために長野のアリーナで無観客で行われます。今回エントリーしている選手の中には、自分が全く知らないような選手も多いですが、少年時代から優れた実績を残している選手も沢山います。

その中で、大変地力があり上位進出が期待できる選手は、松崎賢士郎(茨城)、菅野隆介(岩手)、村富聖気(東京)、星子啓太(鹿児島)、川崎輝士(佐賀)、村上雷多(大阪)藤岡弘径(福岡)、林田匡平(福井)、橋本桂一(埼玉)あたりと考えられます。

松崎賢士郎(茨城)選手は、落ち着いた構えの雰囲気で、じっくりと駆け引きをして、好機をとらえるのが上手い選手で、最近トップの大会での上位進出が目立ってきていて、今回も優勝候補であると考えられます。

菅野隆介(岩手)選手は、小牛田農林高校時代に2年生の時にインターハイ個人戦優勝の実績があり、国士舘大学時代もレギュラーとして活躍されて、岩手の福岡高校に教員として在籍して、後進の指導にあたっています。本格派の実力が高い選手です。

村富聖気(東京)選手は、熊本北高校を卒業後、国士舘大学でレギュラーとして活躍されていて、剣士の間でも強豪としての呼び声が高い選手です。

星子啓太(鹿児島)選手は、九州学院高校時代に、全国の舞台で輝かしい実績を収められて、筑波大学に進学後、全日本学生剣道大会で優秀な成績を収めて、世界剣道選手権大会の選手に選ばれて活躍した選手です。今大会も上位進出が期待できます。

川崎輝士(佐賀)選手は、龍谷高校時代に、2007年最強世代の副将として活躍され、高校卒業後は、日体大に進み活躍して警視庁に奉職して活躍されました。近間での駆け引きが上手い天才肌の剣士です。

村上雷多(大阪)選手は、中学校は北海道の出身で、高校は桐蔭学園に進学して、いずれの環境でも活躍されて、筑波大に進学して、活躍して現在大阪体育大学教員として活動されています。長身でどっしリとした構えから鋭い技を繰り出す選手です。

藤岡弘径(福岡)選手は、高森中学校から福岡第一高校に進学して、共に日本一を経験して、国士舘大学に進学してレギュラーとして活躍された力がある選手です。

林田匡平(福井)選手は、島原高校を卒業して、筑波大学時代に全日本学生剣道で優勝されて、全日本剣道選手権大会でも上位に進出経験がある強豪剣士です。力強くて攻撃的な剣道が魅力的な選手です。

橋本桂一(埼玉)選手は、強豪校には進学せずに、独自のルートで剣を磨いている選手で、普段の稽古もオリジナリティーが多い選手です。全国の舞台にも沢山出場されて、周囲の実績のある選手たちにもしっかり勝負して勝利して結果を残しています。

他の有力剣士としては、少年時代から実績があって、名前が知り渡っている、石田雄二選手(東京)佐伯太郎選手(宮崎)、近本太郎選手(愛知)、実業団の有力剣士として、高優司選手(大阪)、山本有樹選手(東京)が挙げられます。

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