103回目の夏の甲子園の宮崎予選会がサンマリンスタジアムとアイビースタジアムで行われています。
今年の宮崎勢は県立の宮崎商業高校が選抜出場を果たして、今大会は第一シードで一番注目されています。その他は、県内一実績がある日南学園や県北の雄の延岡学園や昨年優勝校の宮崎日大、西諸地区の小林西、県西の都城東などが有力視されています。
今日までの試合を数試合観戦して感じたのは、今年は打高投低であるということです。打者では、どの学校の選手も引き締まった体をしてキレのいい動きでセンスがいい打者が多いと感じます。一方で今年は才気あふれるタイプの投手があまりいません。
選抜にも出場した宮崎商業は打者のパワーが他校よりも抜けている印象で、第一シードの貫禄がありますがエースの投手は好投手ではあるものの、調子が良い時は、伸びのあるストレートが投げれるが、そこそこ点を取られるタイプの投手であり総合的にみても決して鉄板とは言えないようなチームです。
強豪私立勢は、どこも野球が上手い選手をそろえていますが、どこかが際立っているというのはあまり感じ無くて、伝統校の日南学園は経験値が豊富なので今年も勝負強さを発揮しそうです。
公立校は、強豪私立校よりか選手が小粒ですがその分、個人が自分の役割をわきまえていてまとまりがある印象を受けます。名将の浜田監督が率いる富島は、みんなバットが振れていて、打撃力は有りそうですが、甲子園に出場したときよりも絶対的なエースがいなくて、投手力には不安を感じさせるようなチームです。
私が今年一番気になるチームは母校である都城泉ヶ丘高校です。打線はスタメン全員体つきが引き締まって均整がとれていて打席に立った姿もいかにも打ちそうなセンスあふれる感じの選手が多くいます。
エースは、長身でどっしりした体格で、伸びのあるストレートを投げれる好投手です。守備もポジショニングがしっかりされていて相手をチャンスにさせないようにしています。小技も上手く手堅く点をとれる器用さも持ち合わせています。
全体的に力があるチームで上位進出が期待できます。
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