私は、大学時代まで継続させて15年間社会生活のために休止をしていて、札幌で、気功や太気拳を身に付けた後に再びやりたくなっていた剣道を、地元の剣道クラブで再開しました。
地元の剣道クラブは、コロナのためにしばらく休止をしていて、体育館の使用許可が下りたのでマスクを着用の下活動を再開しています。最近まで剣道部員は減っていたのですが、鬼滅の刃の人気も手伝って、部員が増加傾向にあるようです。
指導者3人の内の2人は当剣道クラブ出身の人が任されています。大人から剣道を始めた人も沢山いらっしゃいます。子供達は色々な小学校から通ってきています。
最近の少年剣道の剣風はひと昔前よりも大分変ってきているといわれていますが、自分の剣道は当時とあまり変っていません。面技が主体で、剣の軌道も真っすぐで素直です。そしてこれからもこの剣道を変えようとは思っていません。このまま常足剣道を身に付けて磨いて行って、そのスタイルを継続したいと考えています。
私が何故このようなことを考えるのかというと、綺麗な剣道には価値があって、後代にも、綺麗な剣道をできる剣士がでてくるようにしたいと思うからです。その上に私は気功や太気拳を身に付けていて、そういう人は他にあまりいないので、自分が剣道仲間にインスパイアできる存在になりえます。
気功や太気拳は剣道にもいい影響を与えられそうな考え方や訓練法が沢山存在します。これからは少年剣道の指導にも携わって、気功を取り入れた独自の稽古法で綺麗な剣道をする選手を輩出するような指導者になりたいと考えています。
今回の稽古は面が使えない状態なので、道場で素振りのみを行いました。イメージ通りに体を動かすのは大変ですがこれまで立禅やランニングを繰り返してきたので、大学時代の頃よりも、体のキレは良いように感じます。
特に変化が見られるのは、足の踏み込みです。踏み込みは特に意識をしなくても足が前に運んでドンと力強く踏み込めるようになりました。左足は意識になくても勝手にひきつけられていきます。
足の動きに安定感がでてきたので、上半身も綺麗に竹刀が振り上げられて、面にしっかり乗るような打ちができるようになっています。剣道の基本の技術は明らかに向上したと思います。
私の剣道は、胴打ちも突きも未完成なので伸びしろがたくさんあります。自分は少しずつマイペースで実力を上げていって段位を上げていったり、剣道大会にもエントリ―をしたいと思います。
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