10月の中旬に秋の九州高校野球大会の宮崎予選が行われて、優勝は小林秀峰高校、準優勝は日章学園、三位に富島高校、四位に都城泉ヶ丘高校という結果になりました。
小林秀峰高校は、これまで決勝までコマを進める事は無かったチームですが、今回潜在能力を発揮して一気に優勝まで駆け上がりました。
小林秀峰高校は、特に優れた選手を勧誘しているわけではなく、地元の球児をかき集めて活動している公立高校の野球部ですが、ここ数年は、宮崎大会で強豪校相手に善戦することが多くて、地味だけど良く鍛え上げられていいチームという印象を持っていました。
今回とうとう殻を破って、結果が伴うようになり、初めての秋季九州大会への出場を決めました。
準優勝の日章学園は毎年強打のチームで宮崎大会の強豪校の一角としての存在感がありますが数年前に夏の県大会で戸郷投手を攻略してから、以前にもまして上位によく顔を出すようになりました。
三位の富島高校は名将の浜田監督が指揮を執るようになってから、毎年県内では安定した力を持っています。
四位の都城泉ヶ丘高校は、昨年夏の大会でベスト8まで勝ち進み、好打者揃いの打線に、長身好右腕山下投手に、小技を絡めた機動力としっかりポジショニングされた守備力を有して、過去最高の成績を期待されましたが、延岡学園に執念のサヨナラホームランを浴びてかないませんでした。
同校出身で高校時代に投手として活躍された持永監督が就任されて、その後好成績が続いています。今後の活躍に期待したいと思います。
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