稽古の心構え

剣道

剣道の稽古の重要な目的の一つとして自分の心を鍛えるというものが有ります。これから自分の心を鍛えるために、気を付けるべきことについて記述したいと思います。

稽古に取り組むときに一番大事なことは、元気を出すこと、気迫を前面に出すことが挙げられます。道場に入る時から、威勢よく挨拶したりきびきび動くように心がけるようにします。

何よりも、「よし、今日の稽古も元気にやりきろう!」という気構えが大事です。稽古内容にきついところがあったとしても、できるだけ「まだいける!、これくらいは平気」と自分に言い聞かせて乗りきることで、だんだん自分に自信がついてきます。

剣道の上達が早い人は、周囲から厳しいことをいわれても、稽古がきつくてもあまり動揺しなかったり、立ち直るのが早かったりします。そうなるためにはなるべく普段から自然体で積極的な態度を心がけるようにします。

稽古に耐えるとか、我慢するというよりも元気なパワーで乗り切るという感覚のほうが望ましいと思います。稽古中に笑顔を見せるのは一見不謹慎なことのように思われますが、剣道の上達のためには決して悪いことではありません。

口角を上げた状態で竹刀を操作したほうが、パフォーマンスが上がるともいわれています。しかしあまりふざけたような態度を示すと、周囲に失礼なので配慮をしつつも面をつけた状態で、笑顔で掛稽古を乗り切るようにします。

普段から態度を堂々とするためには、稽古中以外の日常生活にも気を付けるようにします。体調を整えたり、体を鍛えたり、元気をだして、明るい態度で人と接したり、周囲を元気づけたりするように心がけます。普段から、元気良くする習慣をつけることで、だんだん人が変ってくることがあります。

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました