剣道では毎年寒けいこや暑中けいこが行われています。何故毎年寒けいこや暑中けいこが行われるのかについて解説したいと思います。
一般的には剣道の寒けいこや暑中けいこは寒い時期や暑い時期にきつい稽古を乗り越えることによって精神力を鍛えるために行われているといわれていますがそれ以外にも寒けいこや暑中けいこをこなす重要な意義があります。
寒けいこや暑中けいこのとても大事な役割として体の体温調節機能が鍛えられるということです。私は子供のころから剣道を続けてきていて寒い時期も暑い時期も稽古をしてきているので体温調節機能が発達していて、夏の時期にクーラーを利用しなくても冬の時期に暖房を利用しなくても夏の時期は薄着をして冬の時期は厚着をすることによって生活することが可能な状態になっています。
私は一時期札幌に住んでいたことがありますがその時もお金を節制しなければいけない状態だったので冬場はエアコンを利用しないで厚着をして生活をしていました。
札幌では、地元で生活をしている人と一緒に働いていました。その時にはクーラーが効いている部屋にもかかわらず、自分は涼しいと感じているのに対して、他の人は暑そうにしていたり暖房が効いているのにもかかわらず、自分は温かいと感じているのに対して、他の人は寒そうにしている人がいました。
その人達は普段からクーラーや暖房を利用する生活に慣れ親しんでいるので体温調節機能が十分発達していないと考えられます。
一方の私は、気温が下がっても、上がってもそれに適応できるように体温が温まったり冷えるようになっています。これは幼いころからの剣道の稽古のたまものだと私は思います。
剣道の稽古で体温調節機能を鍛えていると、どんなに気温が上がっても、下がっても自分は環境に適応できるという自信がつきます。なので剣道の寒けいこや暑中けいこは毎年しっかりやり遂げるようにしたほうが良いと思います。
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