剣道人口を増やすためには その4

剣道

武道としての剣道を普及させる

私は小学校時代から剣道をやっていての悩み事の一つだったことに、他のスポーツ、特に球技がなかなか上手くなれなくて、学校の球技大会とかで、周囲の人の足手まといになってしまって肩身が狭い思いをしたことが挙げられます。

私が小学生時代に在籍していた剣道スポーツ少年団は、とても指導が熱心な団体で、休日は殆ど剣道で埋めつくされていて、一年中剣道漬けの生活を送っていました。そのため剣道は上達が早かったのですが野球やサッカーやドッチボールはあまり上手くなくて、友達同士で遊ぶときにも戦力としては扱われませんでした。

このことは他の人はどうだったのかははっきりは分かりません。しかし剣道だけに時間をかけすぎると体のバランスを損ねてしまうリスクはあると思います。私は剣道一筋という今の考え方よりも他のスポーツと兼ね合いながら、バランスが良い体つくりができるようにしたほうがいいと思います。

そうするためには私は常歩剣道をもっと普及させたほうがいいと思います。常歩剣道は、合理的な動作を身に付けることで、体への負担が少なくてすみます。教わるほうも納得しやすく、より禅や気の武道の剣道に近づくと考えられます。

その上に常歩的な動作は他のスポーツでも注目されています。サッカーやバスケットボールでもプロなどの上手な人は体を動かしながらボールを裁ける二軸動作を身に付けていることが多いです。剣道で常歩剣道を身に付けることで二軸動作ができるようにして、他のスポーツにも応用できるようにすれば、剣道を学びたい人も増えるのではと思います。

これからの世の中は、手軽にスポーツで汗を流したり、他の住人と気軽に交流できる総合型スポーツクラブの需要が増えてくると予想されます。その中の種目の一つに常歩剣道が入っていると、体に優しくて他のスポーツも上手くなるので人気がでやすいのではないかと思われます。

今の日本社会は、国や企業にスポーツの普及や促進を依存しているところがあるので、これからはあまり期待できないので今の体制から意識をかえて自分達から働きかけて、よりニーズに合った総合型スポーツクラブを設立できるようにしたほうがいいと思います。

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