賢い剣道具の選び方

剣道

殆どの道場では剣道に入門して、最初のころはしばらくは竹刀の素振りと足さばきの練習をさせられて基本的な礼儀作法や、竹刀の振り方や体のさばき方を身に付けた後、剣道具を身に付けての稽古という流れになっています。

最近の傾向としては、剣道具を無料で貸し出している所が多く見られます。しかし代々使い回しているものなので、あまり使い勝手がいいものと呼べるものではありません。

今の剣道界の常識としては、入門者の剣道具は安い物であまりこだわらなくてもいいというところがありますが、私の感覚としては、入門したときの剣道具の品質は重要だと思います。

最初に付けた時に、着け心地が良かったり、竹刀操作が良かったりするのは、剣道は楽しいものという印象を与えるのにとても影響があると思います。なので、最初はレンタルの剣道具を使用していたとしても、ある程度剣道に慣れてからは、大体半年以上経ってから、剣道を続ける覚悟ができてきたら新しい剣道具に買い替えたほうが良いと思います。

最近の剣道具を入手する方法については、剣道具店で購入する方法、インターネットで購入する方法、身近な人のおさがりをもらったりメルカリなどで中古品を購入する方法が挙げられます。それぞれにメリット、デメリットがあるので解説していきます。

剣道具店で購入する方法は、しっかり店員と相談して試着してから購入するので、自分である程度納得してから入手することができます。そのため大きな失敗をしにくいのが長所です。欠点としては、その店で扱っている剣道具の中からしか選ぶことができないことが挙げられます。

インターネットで購入する方法は、長所として、品質のいい、人気のある製品が安く入手しやすい所が挙げられます。最近は、良質なサイトが増えていて、有名剣道具店のサイトから、高品質で手ごろな剣道具を購入することが可能になっています。

欠点としては、自分で試着して購入することができないところが挙げられます。初心者が利用するのには少しハードルが高いと感じるところがあります。しかし中には、サイズの計測から通信でやりとりしながら購入できるところもあります。

3つ目の方法として身近な人からおさがりをもらったり、中古品をメルカリなどで購入する方法が挙げられます。私はこの方法はあまりお勧めではありません。何故ならこの方法は一番お金がかからなくて済む可能性が高いですが、自分が剣道具に本当に満足できることは少ないと考えられるためです。

買ってしばらくは安くて、経済的に満足できるかもしれませんが、いざ剣道をやってみると、剣道具が思った以上に使いづらくて、剣道が嫌いになってしまうリスクがあります。

私が一番お勧めする方法は、剣道具店とインターネットの両方を使って、納得できるまで探しまわることです。最初に最寄りの剣道具店を訪問して、店員と相談して、試着をしたりした後インターネットでも探してもっと安くていいものが売っていないかを調べたりします。その後、一番自分が納得したものを購入するようにします。

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