少年剣道を始めてから、大会に参加するようになってから気になってくるのは、強い道場やチームの存在です。同じ学年でも、強いチームとの動きの質の違いや、実際に戦ってみてから相手の格上感を感じる機会は必ずあると思います。
強豪のチームは、並のチームに比べても、大会で好成績を収めることのモチベーションが高くて、稽古では、試合で勝つために工夫して集中して行っています。なので剣道が洗練されていて、こういう相手に勝つことはなかなか難しいです。
剣道大会の会場でも、強いチームはどことなくまとまりが良かったり、雰囲気が活気にあふれていたりします。強いチームはそれなりの存在感を持っています。
このようなチームに対抗するときは、普段自分たちはどのような稽古を心がけて試合に挑めばよいのでしょうか?私はまず最初には気迫を出すことと体裁きのスピードをまず意識した方が良いと思います。
相手よりも、声の勢いや、足の運びのスピードで勝てるように心がけます。それを普段の稽古から意識して練習して試合でもできるようにします。
これだけでも、戦った時の感触は変わってくると思われます。足がすぐに止まってしまったり、剣先が弱かったり、発声が小さかったりすると相手にとっては、怖さがないので、勝てる相手と思われてしまいます。
強い人にとって、怖さを感じさせるためには、どうしたらよいでしょうか?実際は強い相手ほど、試合に勝たないとというプレッシャーがかかりやすいところがあります。格下相手には勝たないといけないという心理が働いてきます。
一方で、そこまで周囲から期待されていない選手にとっては、強豪選手は負けてもなにも失うことがない相手です。なので挑戦者の気持ちで、負けを覚悟で、積極的に一本を取りに行くようにします。
強豪選手にとって、相手から勢いがあって、予測しにくい動きをされると怖さを感じると思われます。なので、よく動きながら相手の隙を見つけて攻めてこんでいくように心がけているといくと、良い勝負になっていくと考えられます。
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