剣道を継続させて着実に力をつけるためには、健康管理をしっかり行う必要があります。剣道の健康管理には、怪我・障害対策、食事管理などがあります。
一つ目の剣道で起こりやすい怪我・障害対策には、アキレス腱断裂、捻挫、腰痛、貧血、熱中症、ささくれによる目の怪我の対策があります。
アキレス腱の断裂、捻挫、腰痛などは、普段からストレッチやヨガをして体を柔らかくすることや、稽古前の準備体操と稽古後のクールダウンをきちんと行うことで予防することが可能です。
貧血の予防をするためには、普段からレバーやホウレンソウなどの鉄分を多く含んだ食事を心がける必要があります。
腰痛は、日常生活や剣道の稽古で、姿勢を反りすぎないようにすることも大事です。腰はできるだけ立てるように心がけるようにします。
熱中症対策としては、稽古場に必ず給水できるものを準備しておくことが必要です。飲み物は、ぬるめのスポーツドリンクが良いと思います。稽古の合間に水分補給をするようにします。
竹刀のささくれによる怪我を予防するためには、竹刀の点検をきちんと行うことと、アイガードを装着することが大切です。
二つ目の剣道での食事管理では、特に栄養バランスに注意するようにします。炭水化物やタンパク質や脂肪やビタミンをバランスよく摂取するようにします。稽古の運動量によってご飯の量を調整するようにします。コンビニ弁当や菓子パンなどは控えて、なるべく手料理を食べるようにしたほうが良いと思います。
剣道する人の中には、競技力アップのために増量をしたり、筋力トレーニングでビルドアップを試みる人もいます。確かに増量したり筋トレをすることで、パワーや瞬発力が上がって一時的に競技力が上がることがあります。しかし他の競技に比べるとそこまで重要度は高くはありません。
剣道では、パワーよりも敏捷性や器用さや柔らかさのほうが重要です。剣道に必要な筋力は稽古や自重のトレーニングでも十分身に付けることが可能です。サプリメントやプロテインもできるだけ頼らないほうがいいと思います。プロテインに頼らなくても必要な筋肉は十分つきます。その上に器具で身に付けた筋肉は維持するのに手間がかかってしまいます。
私はできるだけ自分の元々の体のバランスを維持しながら稽古をしたほうが将来につながるので良いと思います。健康を維持し続けるためには普段から、体が発信しているシグナルに敏感になって、体が欲している栄養をしっかりとって、しっかり寝るように心がけるとよいと思います。
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