日本ハムファイターズのスタメン紹介 野手編 1

プロ野球観戦記

五十幡亮汰

経歴

埼玉県行田市出身。小学校一年の時に軟式野球を始める。中学校時代は硬式クラブの東京神宮リトルシニアに所属した。3年時にはWBSC U-15ワールドカップに出場している。

陸上の短距離選手としても活躍していた。部活の顧問からは陸上を続けることを勧められたが、母親とプロ野球選手になることを約束して栃木県の佐野日大高校に進学した。高校時代は甲子園は経験できなかった。中央大学に進学する。北海道日本ハムファイターズに2巡目で指名される。背番号は50。

選手としての特徴

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五十幡選手の走塁

50m走で最速5.6秒を記録したほどの俊足の持ち主で、中学3年夏の第40回全日本中学校陸上競技選手権大会では、100m走で10秒92、200m走で21秒81を記録し、サニブラウン・アブデル・ハキームを抑えて2種目で優勝した。メディアではサニ・ブラウンに勝った男と紹介されたことがある。

アルカンタラ

【怒涛のヘッスラ】“左アルカンタラ ”『一発含む3安打猛打賞』
アルカンタラ選手のプレー

ドミニカ共和国出身 30歳 右投げ両打ち メジャーリーグの3Aから日本ハムに移籍する。豪快なスイングを見せるスイッチヒッター。昨季はマイナーで率.280、17本塁打をマーク。内外野の複数ポジションをこなすなど、器用さも見せた。来日1年目の今季は攻守両面で存在感を示し、首脳陣の起用に応えたい。

近藤健介

経歴

千葉県で軟式野球を始める。中学校時代まで軟式野球の選手として活動していた。横浜高校に進学して、硬式野球部に入部する。捕手兼副主将として活躍する。選抜高校野球大会と夏の甲子園に出場を果たす。第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表に選出。

2011年のNPBドラフト会議で、捕手として北海道日本ハムファイターズから4巡目で指名。契約金3000万円、年俸500万円(金額は推定)という条件で入団した。入団当初の背番号は2。

選手としての特徴

打撃

近藤健介『パ・リーグ屈指の神業バットコントロール』《THE FEATURE PLAYER》
近藤健介の打撃

選球眼はプロの中でもトップクラス。2015年シーズンは四球の数が三振と同じ59であり、このシーズンで規定打席に到達した野手で四球の数が三振数を超えたのは中村晃のみであった。

2017年シーズンでは231打席中60四球を記録しており、四球での出塁率が25%を超えた。2019年シーズンは103四球で81三振、2020年シーズンも89四球で72三振を記録し、2年連続で四球数が三振数を上回った。

2020年までは規定打席に到達したシーズン全てで打率3割以上を記録しており、レギュラー定着以降の2018年シーズンからは3年連続で出塁率.420を超えている(2021年シーズンは打率.298、出塁率.413)。

また、打率.340を記録した2020年シーズンのコース別打率では、真ん中高めは打率.184に留まったものの、残りの全てのコースで打率.290以上を記録しており、内角低めでは打率.433、外角低めは打率.417、外角高めは打率.409を記録した。

守備

F近藤 アグレッシブな好守備まとめ(怪我しませんように!!)《THE FEATURE PLAYER》
近藤健介の守備

2014年以降は強肩と打撃の能力を生かすべく、三塁手、外野手、指名打者と、捕手以外のポジションでのスタメン起用が増えていた。2017年には春季キャンプで二塁手の守備練習にも取り組んだが、腰痛を悪化させたため、転向を断念した。しかし、その後の秋季キャンプでは腰のヘルニア手術を経て完治させ、再び捕手としての守備練習を再開した。

2016年以降は外野を守ることが多くなり、正左翼手として出場した2018年では12球団左翼手の中は3位のUZR10.2を記録し、左翼の守備と送球で高い評価を得ている。

高校時代の遠投では120メートルほどあり、肩が強く、二塁への送球が2秒を切った。「打てて、勝てる捕手」を目標に掲げていたが、日本ハム入団後の2014年頃から送球にイップスの傾向が見られる影響で、盗塁阻止率が急速に低下していた。

人物

愛称は「コンスケ」、「コンちゃん」。高校時代には物怖じしない性格で、場を明るくする雰囲気を持ち合わせており、チームリーダーになりうる存在と評価されている。

ヌニエス

【活躍の予感】ヌ二エス『特大の一発含むマルチ安打』【ビンビン】
ヌニエス選手の打撃

ベネズエラ出身 28歳 右投げ右打ち 内野手 メジャーの球団を転々とした後日本ハムに移籍する。長打力が武器のパワーヒッター。スイングスピードは少し遅いが、日本の野球には適応する能力がある。ボールをバットにうまく乗せて打つ技術を持っている。軸足に体重をしっかり乗せて体が前に突っ込まないフォームをしている。特に引っ張るのが上手い。日本料理が好きで特にラーメンや寿司を好む。

野村佑希

経歴

アメリカ合衆国ミシガン州生まれ。群馬県伊勢崎市で小学校2年の時に軟式野球を始める。中学校時代は硬式の太田市リトルシニアに所属する。花咲徳栄高校に進学する。2年時に夏の甲子園に出場。4番・一塁手。全国制覇を果たす。3年時も出場を果たすが2回戦で横浜高校に敗れる。2018年のNPBドラフト会議では、内野手として北海道日本ハムファイターズから2巡目で指名。契約金6,000万円、年俸600万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は24。

選手としての特徴

【歓喜のBIGBOSS】野村佑希『“芸術的な内角捌き”で今季1号』
野村佑希選手の打撃

花咲徳栄高校時代に対外試合で通算58本塁打を記録した右のスラッガーで、当時から内角の球に強いことを自認。同校硬式野球部グラウンド(両翼96m)の左翼後方にある室内練習場には、野村が在学中の打撃練習中にライナー性の打球で窓ガラスを割った跡が、日本ハムへの入団2年目(2020年)の時点でそのまま残されている。日本ハムへの入団後は、主に三塁手として起用されているが、三塁の守備に課題を抱えている。

人物

愛称は「ジェイ」。実父は自動車関連の会社へ勤務。実母は身長172cmで、中学生時代にソフトボール部で4番打者を任されていた。実父がアメリカへ赴任していた2000年に出生。出生時の体重は4,500gで、実父の赴任期間終了に伴って、1歳半から群馬県伊勢崎市へ移住した。

このような事情から日本とアメリカの国籍(二重国籍)を有するため、日本の国籍法の規定で、2022年の誕生日(満22歳)までにどちらか一方の国籍を選ぶことが求められている。アメリカで生まれたにもかかわらず、高校時代には、英語が苦手な一方で国語が得意なことを自認していた。2年時には、国語の成績がクラスでトップだったのに対して、英語は10段階で7と評価されていたという。趣味は漫画を読むこと。好きな漫画は「ONE PIECE」「弱虫ペダル」。スマホの漫画アプリもお気に入り。

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